おひつじ座の新月 4月5日 【環境と関係の方程式】

4月5日、太陽は西へと傾き夕日に変わる頃、月はおひつじ座で新月を迎えます。

先月の宇宙元旦を得て、一番初めに新月を迎えることになるおひつじ座は、12星座のトップバッターを飾り、春分に値する一年の始まり宇宙元旦を迎える星座でもあります。

すべてにおいての『スタート』を司るおひつじ座は春の訪れを告げる菜花の初々しさや冬籠もりから目を覚ました木々たちが若葉をつけ始めるようなフレッシュさを感じさせます。

春という季節は街をさくら色に染め、人々の心に彩りを与えてくれますが、春の彩りは時に不安定な一面も顔を出します。

新しい環境へと移り変わるこの季節は未知に対する希望を連想されますが、同時にフレッシュさや初々しさの中にある不安定な部分を隠すことはできません。

初々しさとは先が見えない危うさと隣り合わせですから、安定を見出だすには定着が必要になります。

新しい環境が作り出す【関係】によって生まれる『始まり』が定着するには少し時間を要しますが、それは後に自分の居場所へと形を変えて行く儀式のようなものでもありますから、しっかりと時間を使って見出だす必要があります。

新しい関係に時間を費やすことは面倒な思いと隣り合わせにいることを否定はできませんし、億劫に感じる人も少なからずいるのではないでしょうか?

しかし、今年の宇宙元旦のテーマは【心機一転】ですので、環境と関係が掛け合わさってできる儀式を今年は不安定さよりもフレッシュさを感じれるようになってるのではないかと思うのです。

私たち人間社会は人々との関係で成り立ち、今たっている場所も関係が作り出してきたものです。

切っても切れない生きていく中で必要な【関係】という儀式を少しでも柔らかいものであるように初々しさとフレッシュさで楽しめるように、星たちはちからを貸してくれているようなそんな新月となりそうです。

てんびん座の満月 3月21日 【手を伸ばして繋がる橋】

本日の朝、月はてんびん座で満月を迎えました。

本日3月21日は春分の日でもあり、星占いの世界では「宇宙元旦」と考えられています。

星たちが輝く宇宙での“始まりの日”は3月21日の春分の日となります。

“始まりの日”と“満月”が同日に起こることは、非常に意味のあるもので神秘的な何かを匂わせます。

“宇宙からのおくりもの”を感じずにはいられません。

毎年迎える“始まりの日”は星の動きや配置などの違いからその年によってテーマが異なりますから、本日から一年のテーマが変わると言うことになります。

2月後半から昨日3月20日までの一月程、いつもより体が重たく感じたり、疲れやすかったりと活力を感じにくい状態になっていた方もいたのではないてしょうか?

“始まりの日”に向けて、エネルギーの調整を行っていたのかも知れませんね。

その“始まりの日”を迎えた「今」からの1年間は【心機一転】がテーマとなります。

“全ての始まりはここから”です。

昨日までの日々に、たくさんの出来事のなかで色んな考えに出会い、思いを抱え、“知る経験”を味わいながら過ごしてきたのではないでしょうか?

その経験がもたらすものは楽しいものだけとは限りません。

苦い思い出として心に残っていること、辛い出来事が傷を作ってしまったり、奇しくも諦めることを選び複雑な思いを抱えている人もたくさんいるのだと思います。

その抱えてしまっている『不』の思いを『美しいもの』に調和することができたら、それは【心機一転】の機動力に繋がるのではないかと思うのです。

そこで、素晴らしい調和のちからを貸してくれるのが「てんびん座の満月」です。

てんびん座は調和を司る正座で“関係性”を大切に重んじます。

人と人の関係性や人と物事の関係性を調和へと導く橋をかける手助けをしてくれます。

天秤で物事を測りバランスを保つように調和を導きだしてくれるのです。

【心機一転】の“始まりの日”と【調和】を司る“てんびん座の満月”が同日に起こることで“機動力”という“宇宙からのおくりもの”を感じることができるのではないでしょうか?

自分を取り巻く人たちや状況の中に調和のとれた関係性を見つけたい思いがあるならば、ほんの少しの手を伸ばしてみるのも悪くないのかも知れません。

今この時だからこそ、手を繋げることもあると思います。

調和のパワーを秘めた、てんびん座満月のちからを借りて調和の架け橋を作ってみてはいかがでしょうか?

おとめ座の満月 2月20日 【自分を大切に】

本日2月20日、月はおとめ座で満月を迎えました。

月と地球の距離が近づくため、今回はいつもより大きく見える『スーパームーン』と噂されていた満月ですが、見た目だけではなく私達に与える影響もかなり強いものになっているのではないでしょうか。

今回は『自分メンテナンス』を促されているような星の配置ですので、疲れが溜まってきている。実感であったり、気づきにくいストレスにも出来事を通して味わえるような不調和といった形で影響を感じやすくなっているのではないでしょうか。

年明けから使い続けてきた心も体も一旦、この辺でメンテナンスしておきましょう。と言うことなのだと思います。

というのも、生まれ持ったものは性格も肉体も弱さも強さも人それぞれですので、自分を形成していく術は自分で見つけるしかないからだと思うのです。

疲れがたまると肌が荒れたり、頭痛が増えたり…
ストレスの影響で食生活が乱れたり、不眠症になったりとさまざまですが、いつものことだと諦めたり、疲れている。と認めずにケアを怠ると長引く原因を作ってしまいます。

今回の満月ではあえて、プライベートの時間をメンテナンスの時間にしてみてはいかがでしょうか?

いつもよりも早く帰る。
いつもよりもゆっくり食べる。
いつもよりもしっかり寝る。
いつもよりもちゃっかり休む。
“いつもよりも”足りてないものを足して、積みすぎたものは振り分けたり、引いたり…

自分らしく過ごすための【自分メンテナンス】にはほんの少し計算も必要だと思います。

その計算式は自分にしかわからないものがほとんどですので、この満月の期間にしっかりと向き合って心身ともにケアできる時間を作ることが望ましいのではないでしょうか。

メンテナンスの仕方や場所に戸惑った場合は、【腸】のケアを試してみてください。

おとめ座が司る部位は“腸”や“下腹”になりますので、冷えを持っている方はカイロを貼ったり、刺激物を避けて消化のよいものを意識して口にするのも良さそうですね。

“いつもよりも”自分を大切にしてほしい。

そんな星たちの囁きが聞こえてきそうな満月weekになりそうです。

みずがめ座の新月 2月5日 【新しい焦点】

明日2月5日の朝、月はみずがめ座新月を迎えます。

みずがめ座で迎える新月が持つパワーは“風”にあります。

滞ってしまっている事やマンネリ化してしまったものに爽やかな風をあてて“新しさ”を与えてくれる力を持っています。

特に今回は水星とタッグを組む形で迎えることになる新月ですから、発展への道は『新しい考え方』にヒントが隠されていそうです。

2019年のテーマを【自分らしさ】で捉えたとき、古い思考のまま過ごすのは少しもったいない気がします。

最近まで優れていると思っていた考え方や方法もマンネリ化すると【古いもの】へと劣化してしまいます。

ずっと付き合ってきたものだから、当たり前のことだから“いいもの”だと変化を拒んでしまっては『真のいいもの』は古いものによって隠されてしまい、滞ってしまう原因を作ってしまったりするのではないでしょうか?

時には【自分らしさ】にも“新しい風”は必要ですし、新しい焦点を見つけることでまたひとつ、意識的に発展へと繋げていけるのではと思うのです。

爽やかな風を新月と共に迎え入れるために、明日の朝はカーテンとほんの少し窓を開けてみてはいかがでしょうか?

心の扉もいつもよりちょっぴり空けておくことを忘れずに。

しし座の満月 1月21日 【違いを受け入れる】

1月21日、太陽が西へと傾き始める頃、月はしし座で満月を迎えます。

月食となる今回のしし座の満月は、先日の6日に迎えた新月(日食)と同様に特別な星の時間を感じやすい状態になっています。

というのも、日食と月食はペアのようなもので必ず連続して起こりますから、その時のテーマを結束させるようにより深く働きかけます。
日食のテーマをより深く『意味付け』したり、テーマに気づくための『大きな鍵』となったり、日食と月食の関係性はとても深い繋がりがあると考えられます。

今回起こる、しし座の月食はやぎ座の日食のテーマをより深く理解するための『大きな鍵』となり、しっかり意識することでより良く心のままに理解を深めていけるのかも知れません。

先日の日食のテーマにもありました【自分らしさ】にスポットをあてて考えてみた時、“らしさ”を言葉で表現できた人はどのくらいいたのでしょうか?

言葉に変換して表すことは安易ではありません。

自分のことだからと理解しているのだと思い込んでしまったり、一面に思わず蓋をしてしまうように培ってきた経験が熟考を生みだし、あらゆる邪魔をしてしまうこともしばしば見受けられます。

喜びも楽しみも怒りも憎しみも、抱く全ての気持ちをそのままの自分自身そのものであると…
その都度、感情を認め向き合うことができれば蓋をせず偽りなく過ごせるのだと思うのです。

といってもそれは感情だからこそなかなか難しいものです。

自身の気持ちや心に向かって投げるキャッチボールを苦痛に感じる場合は誰かと気持ちのやり取りをしてみるといいのかも知れません。

“気持ちのやり取り”は価値観の違いを知るすべとなり、価値観は自身を知る【大きな鍵】となります。

人も価値観も十人十色ですから、“気持ちのやり取り”を通して感じることができれば…
『違い』を受け入れることができれば…
“自分らしさ”との調和に出会えるかも知れませんね。

調和の中でこそ“自分らしさ”は光を放つものだと、輝けるものであると…
星たちはそんなメッセージを贈ってくれているようです。

やぎ座の新月 1月6日 【自分らしい目標】

あけましておめでとうございます。

新年最初に迎える新月は昨日1月6日にやぎ座でおこりました。

今回は日食となりますので、従来の新月よりも特別な星の時間を感じやすくなっているのですがみなさんはどのように過ごされたでしょうか?

お正月は職場で過ごされる方も今年はほんの少し気力にゆとりができたり、団欒で過ごす隙間を確保できたり…
例年に比べると、心に余裕を持てるような…
バイタリティーを維持できるような時間を過ごされたのではないでしょうか?

中には力を持て余してしまう方もいたかも知れません。

新月は何かを始めるタイミングとし有効ですし、滞っていたものが動き出したりと取り巻く空気がガラリと変わるような、ひとつのターニングポイントとして考えられています。

バイタリティーに溢れる日食を迎えた今だからこそ、ぜひ“自分らしさ”にスポットをあてて2019年の目標を掲げてみてはいかがでしょうか?

何よりも今回の特別な星の時間はどこか“御縁”と結び付きがあるように思います。

御縁の予測はできるものではありませんが、

“縁あって”
今がある。

といった実感には少なからず感謝を覚えます。

御縁には本当に驚かされることも多く奥深いものなので、“自分らしさ”で結び付いたものこそ大切にしていきたいものですね。


私事ではありますが、ブログを更新する度に覗きに寄って下さる方々も、ふと立ち寄って下さる方とも繋がる御縁に感謝の思いを抱きながら、本年も星の言葉を綴っていきたいと思っております。

“書かなければ”ではなく
“書きたい”気持ちで自分らしいblogでゆっくり進めて行こうと思いますので本年もどうぞよろしくお願い致します。

かに座の満月 12月23日 【心の大掃除】

2018年の最後を締めくくる満月は12月23日、かに座で迎えました。

月にとっての“かに座”はホームのようなものなので、今回の満月はとても居心地のいい状態で満月を迎えることになります。

居心地がいい状態となるとそれぞれの力が発揮しやすい傾向があるので、満月が放つ『満ちるパワー』や『浄化作用』であったり、かに座を象徴するテーマそのものの力が最大限に強まる状態であると考えられているのです。

今回の満月を迎えるかに座は『感情』を司る心が大きなテーマとなり、その世界観はとても繊細なものでできています。

飴細工のように壊れてしまうような『心』を厚い甲羅で覆い隠すように守ろうとするほどに繊細な“感情”を抱きながらも、時には【誰か】のために思いを爆発させてしまうような大胆な一面を匂わせます。

その矛盾さを糧として、傷つきながらも厚い甲羅の脱皮を何度も何度も繰り返すように変化の脱皮を重ねていくことで、人の気持ちを測る物差しを少しずつ伸ばしていくのです。

心を理解するための物差しを伸ばそうとするのがかに座特有のパワーなのかも知れません。

そのパワーが源になり起こりうる“すべての問題”を他人事ではなく、自分の問題であるかのように真摯に受け止めることを惜しまない心は、いつしか【慈愛】を知ることに繋がるのだと思います。

【誰かのため】の思いを抱えているなら、傷つくことを恐れずにその思いに触れてみてもいいのではないでしょうか?

ふれあいはいつしか心のスペースを浄化して、心にある暖かい物差しは今よりも誰かを理解できるものに変わっていくのだと信じることは今の時代だからこそ大切なことのように感じます。

29日に待ち構える『下弦の月』は、“ひとつき”のサイクルとして【出しきる】という意味が用意されています。

最大限となるかに座の満月の力を借りながら、下弦の月のパワーも味方に心の大掃除をしてみるのはいかがでしょうか?

心から輝けるような良いお年を…。