かに座の満月 12月23日 【心の大掃除】
2018年の最後を締めくくる満月は12月23日、かに座で迎えました。
月にとっての“かに座”はホームのようなものなので、今回の満月はとても居心地のいい状態で満月を迎えることになります。
居心地がいい状態となるとそれぞれの力が発揮しやすい傾向があるので、満月が放つ『満ちるパワー』や『浄化作用』であったり、かに座を象徴するテーマそのものの力が最大限に強まる状態であると考えられているのです。
今回の満月を迎えるかに座は『感情』を司る心が大きなテーマとなり、その世界観はとても繊細なものでできています。
飴細工のように壊れてしまうような『心』を厚い甲羅で覆い隠すように守ろうとするほどに繊細な“感情”を抱きながらも、時には【誰か】のために思いを爆発させてしまうような大胆な一面を匂わせます。
その矛盾さを糧として、傷つきながらも厚い甲羅の脱皮を何度も何度も繰り返すように変化の脱皮を重ねていくことで、人の気持ちを測る物差しを少しずつ伸ばしていくのです。
心を理解するための物差しを伸ばそうとするのがかに座特有のパワーなのかも知れません。
そのパワーが源になり起こりうる“すべての問題”を他人事ではなく、自分の問題であるかのように真摯に受け止めることを惜しまない心は、いつしか【慈愛】を知ることに繋がるのだと思います。
【誰かのため】の思いを抱えているなら、傷つくことを恐れずにその思いに触れてみてもいいのではないでしょうか?
ふれあいはいつしか心のスペースを浄化して、心にある暖かい物差しは今よりも誰かを理解できるものに変わっていくのだと信じることは今の時代だからこそ大切なことのように感じます。
29日に待ち構える『下弦の月』は、“ひとつき”のサイクルとして【出しきる】という意味が用意されています。
最大限となるかに座の満月の力を借りながら、下弦の月のパワーも味方に心の大掃除をしてみるのはいかがでしょうか?
心から輝けるような良いお年を…。