しし座の満月 1月21日 【違いを受け入れる】

1月21日、太陽が西へと傾き始める頃、月はしし座で満月を迎えます。

月食となる今回のしし座の満月は、先日の6日に迎えた新月(日食)と同様に特別な星の時間を感じやすい状態になっています。

というのも、日食と月食はペアのようなもので必ず連続して起こりますから、その時のテーマを結束させるようにより深く働きかけます。
日食のテーマをより深く『意味付け』したり、テーマに気づくための『大きな鍵』となったり、日食と月食の関係性はとても深い繋がりがあると考えられます。

今回起こる、しし座の月食はやぎ座の日食のテーマをより深く理解するための『大きな鍵』となり、しっかり意識することでより良く心のままに理解を深めていけるのかも知れません。

先日の日食のテーマにもありました【自分らしさ】にスポットをあてて考えてみた時、“らしさ”を言葉で表現できた人はどのくらいいたのでしょうか?

言葉に変換して表すことは安易ではありません。

自分のことだからと理解しているのだと思い込んでしまったり、一面に思わず蓋をしてしまうように培ってきた経験が熟考を生みだし、あらゆる邪魔をしてしまうこともしばしば見受けられます。

喜びも楽しみも怒りも憎しみも、抱く全ての気持ちをそのままの自分自身そのものであると…
その都度、感情を認め向き合うことができれば蓋をせず偽りなく過ごせるのだと思うのです。

といってもそれは感情だからこそなかなか難しいものです。

自身の気持ちや心に向かって投げるキャッチボールを苦痛に感じる場合は誰かと気持ちのやり取りをしてみるといいのかも知れません。

“気持ちのやり取り”は価値観の違いを知るすべとなり、価値観は自身を知る【大きな鍵】となります。

人も価値観も十人十色ですから、“気持ちのやり取り”を通して感じることができれば…
『違い』を受け入れることができれば…
“自分らしさ”との調和に出会えるかも知れませんね。

調和の中でこそ“自分らしさ”は光を放つものだと、輝けるものであると…
星たちはそんなメッセージを贈ってくれているようです。