やぎ座の満月 6月28日 【培った知識を発信する】

太陽の日差しが強まる頃、月はやぎ座で満月を迎えます。
満月になる時刻に姿を目でとらえることができないのは残念ですが、隠れていてもしっかりとやぎ座らしさを物語っています。

やぎ座は【実力】の世界に住んでいますので【実行力】はやぎ座の誇りと言っても過言ではありません。
【時間】の使い方がとても上手く何よりも【結果】を重要視しますので【鍛えられた力】を発揮したり、身を守る為の【準備力】は誰にも劣ることはないと言われています。

その為、12星座の中で最も【社会の場】に適しているのはやぎ座だと言われているのです。

そんなやぎ座の世界で満月を迎える今回のテーマは【培った知識を発信する】こと。

例えば、
ある一人の研究者が長年実践してきた研究を発表することを選んだら、その講義を聞きに来ていた人々の知識はどのように変化するでしょうか?

もしもその場で質疑応答がなされたらその研究者は人々から何を受けとるでしょうか?

【その場】は一つの情報を交換する場となり、新たな学びとして吸収することも可能になります。
吸収した知識を既に学んで得たものと混ざり合わせ調整することでひと味違った
【結果】を産みだすことも創造性が豊かになりとても素晴らしいと思うのです。

時間をかけて学んできたこと、夢中になって進めてきたこと、あるいは幼い頃から当たり前に所持していた得意なこと。を発信する場を見つけて披露してみることは【今だからこそ】なのかも知れません。

もしかすると【発信する場】を自ら作ることも考えてみると面白いですし、何よりもやぎ座が持つ【実行力】を満月を通して借りることで【やってみよう】が可能になるのかもしれません。
やぎ座の【やってみよう】は【結果】を伴う挑戦とも言えますが、今だからこそできる【やってみよう】を大事にしてほしい。と今回の満月はメッセージを送ってくれているようですね。

ふたご座新月 6月14日【理想を語る】

6月14日の明朝、月はふたご座で新月を迎えます。

ふたご座を象徴するのは【学びと吸収】です。

双子座はどんなタイプですか?と質問されたとしたら私はこの様に答えます。

言葉を使うことを好み、学ぶことを厭わず、ネットや古書からというよりは人から学びを得ようとする傾向があること。
吸収することを得意とし尚且、習得した知識を表現することに喜びを感じるようなタイプだと。

生まれた時に見る星の配置の中で≪ふたご座の位置≫に星が存在している人はこの様な性質を少なからず見受けられるのではないでしょうか。

この様な性質が今回の新月では【深層や理想】【輪廻転生】をテーマにもつ12ハウスでスポットを浴びることとなります。

ふたご座は【言葉】【習得したものの表現】がキーワードですから、理想を語るには心地のよい時なのかもしれません。

日々変化を重ねていく月のサイクルの中でも形によってエネルギーは異なりますが、 新しい月のエネルギーはまさに【始まりの時】を司ってますし、心の中に留めておかずに【言葉に表す】ことは始まりの鐘が鳴ること。と同じような意味合いを感じます。

何かを始めようとする時とは【何か一つの事をまとめあげることができた時】ではないかとも思えますし、終焉を迎えるからこそ見えてくる新しいものがあるのだと物事にも【輪廻転生】のようなことがあるのではないかと思えて仕方がありません。

前回のいて座の満月【広がる可能性】では【天職】について綴らせていただきました。

天職を知るには誰かと過ごすことも一つの方法であること。
誰かとの時間で何かが芽生えたり、改めて認識できることがあるということ。

あえて誰かと過ごすことで人によっては大きな夢を目指すきっかけを見つけた人もいたかもしれません。

大きい小さいに限らず、心のなかで密かに大きくなった理想を次は言葉に変えて表わしてみるのもおもしろいですね。

【おもしろい】ついでにもう一つ知ってほしい事。
今回の新月は4時44分に起こるのですが【444】はとても素晴らしいゾロ目です。
【444】の数字を言葉で表すならば「一人ではない」や「見守っている」など【アシスト】を感じさせるものだそうです。

想いを語るにしても、気持ちを表すにしても【誰か】が必要ですから、確かに一人ではないというメッセージ性も感じずにはいられません。

決して一人では創造できないハーモニーを誰かと奏でることの大切さを教えてくれているような、ふたご座の新月が待ち遠しいですね。

アストロロジーなおはなし【天王星】

天王星の天さんが地球を一周するのには約84年かかります。
ひとつの星座を約7年かけて歩みを進め次の星座へと移動して旅を重ねていきます。
天さんは約84年をかけて地球を旅するのです。
しかし、ただの旅ではありません。

天王星の天さんが宇宙から与える影響力はソーシャルワークに働きかける傾向がかなりお強いようで、天さんが動く時というのは何か大きなエネルギーを感じさせてくれます。
そんな天さんが今年の5月に移動をしました。
約7年ぶりの出来事です。
約7年間滞在していた牡羊座を去り、5月16日から牡牛座での旅が始まりました。

天さんの性格を一文字で表すと【破】。
天さんの考え方は【改革することで生まれる新世界】です。

ビルを増築するように高く高く作り上げてきた肩書き、積み上げてきた実績、当たり前に疑いもしなかった常識。
一度、壊してしまいましょう。

建てたところは悪いところではないし、しっかりしたいい地盤を選んで建てたはず。

ただ、積み上げていくうちに守りたい思いは強くなる。
維持したい気持ちが先だって、必要のない塗装が施され決められた自分のルール(枠組み)を作ることに特化してしまう。

作った枠組みは一度取っ払ってしまいましょう。

重要化する維持という名の世界観から新世界へ。

天さんは新しい視点を持つことを気づいてもらうために旅をします。

ソーシャルなので世界各国の社会情勢が変化したり、日本でいうと政策が新しくなり憲法改定の必要性が浮上したりとまさに新しい視点を促すように働きかけながら旅をしているのです。

約7年前に始まった牡羊座での旅は【先天性のもの、既存されたもの】をテーマに改革を促し一歩一歩、歩みを進めました。

そして今年の5月移動を済ませた天さんは牡牛座での旅を始めたばかりです。

その旅は【金融関係、収入】をテーマに改革が進められていきます。

ソーシャルに働きかける天さんのパワーは絶大ですがもちろんそれだけではありません。

地球に住む私たちにもそのパワーは注ぎ込まれていて、個人的レベルでの改革もきちんと促しながら旅をしています。

ということは、パーソナルワークでの【収入】にも改革をおこすチャンスでもあるのです。
牡牛座は【感性】や【得意分野】【得たもの】をテーマにもつ星座ですから、そのテーマを糧に【収入改革】を意識してみることは「新しい視点をもつこと」の始まりに繋がるのかもしれません。

そして明日5月29日の夜、天さんが牡牛座に移動して初めての満月がいて座で起こります。
自分の【得意なこと】は何であるのか、満月のパワーを借りてぜひ意識して見てください。

いて座満月 5月29日 【広がる可能性】

5月29日闇が深まり星がいっそう輝く頃、月はいて座で満月を迎えます。

楽天的な思考を持ついて座は束縛や制限を嫌い、自由を愛しますから日々の生活においては常に楽しいことの「隣」に居場所を確保しています。

いて座が愛する自由は独創的で革新的な破天荒を連想させる自由ではなく、あくまでも冒険としての自由なので帰る場所はちゃっかり残しておくような保守的な一面を持っています。

ワクワクに出会う冒険に出かけるためにあえて「隣」なのです。
とは言っても、いて座のあえては頭ではなく本能で動いていますから目的というものに出会うとそこを目指すスピードは放たれた矢の如く素早さは誰にも劣りません。
いて座が住む世界には「機会を待つ」という言葉は存在しないのです。

それゆえに定められた目標に向かうエネルギーはわくわくに満ち、警戒心は薄く楽天的でいれるのです。

保守的でありながらも「楽天的」で「機会を待つ」ことを選ばないのはいて座特有の持ち味とも言えます。

今回のいて座満月では【活躍できる舞台】を目的としてその持ち味をどの様に活用できるのかが大切なワードとなりそうなのです。

【活躍の場】を【天職】としてとらえることもできると思うのですが「天職は何か?」と問われた時、答えることができる人はどれくらいいるでしょうか?

自分の事を客観的に理解をしていなければとても難しい事のように思います。

ですがその難題に答えを見いだせる事ができるとしたら、それは仲間や友人達と時間を共有することで生まれる共感や一体感の中にあるのではないかと思うのです。
【活躍できること】は第三者から見ると以外と簡単に理解していることもありますから、気付かされたり教えてもらったりすることで自分を知ることができるのではないでしょうか?

【活躍できる舞台】は何であり、本当に必要なスキルは何であるのか。
【活躍】を大前提に必要なスキルを磨くことを目的と定め矢を射るには誰かと過ごすことがとても重要なことだと思うのです。
世界観の拡大は可能性を広げていくことに繋がりますから、「全てからの解放を願いながらも誰かと時間を共有するような矛盾が必要な時もある」のだと…
星々はいて座の満月に寄り添うように語りかけてくれているようです。

さそり座満月 4月30日 【幸せを感じる場所】

4月末、月はさそり座で満月を迎えます。

さそり座が持つテーマには「融合」や「変容」「始まりと終わり」など、違う段階へ移ろうとする力を感じさせるワードが多く、とてもパワフルです。

さそりの星は自身を磨くその力はとても価値のあるものだと認識しているため奥深くに秘めてはこっそりとその時を待ち望みます。

自分の「存在価値」が深く濃く発展していく土壌はどこであり何であるのか探し続けては思い描くのです。

ですが、思い描く輝くものすべてが価値のあるものとは限りません。
他者の手元にあるもの程美しく見えてしまうこともあるようです。
隣の芝生は……とよく耳にするあれです。

例えば≪林檎園で毎日働く事に嫌気を指している少女≫と≪毎朝食卓に林檎が並ぶことに喜びを感じている少女≫が言葉を交わしたら、少女たちの心にはどのような感情が生まれるでしょうか。

喜怒哀楽の感情によって育まれた心は自己を知り、調和を見つけることが可能になります。

人の寛大さに触れ思い直すこと、やり直すことの見直しはやがて【本物の喜びで満たすこと】や自分にふさわしいものが【幸せであると感じる】ことに繋がるのではないでしょうか?

幸せを感じる場所は人それぞれ違うようにふさわしい道も異なります。
正しい道、歩くべき道ではなく自分にふさわしい道を見つけることはとても大切な事だと思うのです。

今までいた所、
今いる所、
そしてこれから向かう所はすべて同じ場所ですか?
今いる場所は「幸せを感じることができる」場所ですか?
これから向かう所はどうでしょうか?

もう一度じっくり見直し自分のための荷物を背負えるように…
抱えている荷物があるならば降ろしてしまいましょう。と星たちは私たちの幸せを願ってくれているようです。

今回の満月の力を借りて【ふさわしくないものに固執をしない】こと。を意識してみることは改めて【幸せを感じる】ことに繋がるかもしれません。