かに座の新月 7月13日 【心で創られる形あるもの】

来週7月13日、月はかに座で新月を迎えます。
今回の新月は『目指す場所』に位置するところで起こり、尚且つ天空図上の星の配置によりなんと……!
六芒星が形作られる特別な新月です。

六芒星は「天界」と「地」が正しく結ばれることを意味し「あらゆる世界を実現する」ことを示すもの。として考えられている形ですので「実現する力」を借りるにはこれ以上ない程に最適だと言わずにはいられません。

特に新月のエネルギーはフレッシュなものなので、お願い事をしたり、新しいことを始めるのに最適であると占星術の世界では読み説かれています。

新月』と『六芒星』が織り成す【豊穣】の力を是が非でも味方につけたい今回の新月のテーマは【心で創られる形あるもの】です。

国を納めることに奮闘する国王が一番大切にしていることを【人々そのもの】とした場合、国王はどんな政策を試みるでしょうか。

知恵を使い、裏を読み、言葉を巧みに操って事を納めようとしたのなら…
人々の心はどのような思いを抱くでしょうか?
知恵や言葉は使い方を間違えると心が見えなくなってしまう根源となることもあります。

権力こそ弱いものを守るためのものと考え、惜しみ無く最大限に使い、何よりも心で動くことを大切にしたほうが人々の心を満たし、国そのものが輝くことに繋がる気がするのです。
権力者の慈愛は心をよく掴み、その人々の心こそ平和な国の源になるのないでしょうか。

【心】は捉えられない【形のないもの】であるがゆえに満たすことは安易ではありません。
だからこそ誰かのためにと慈愛の精神で動くことで喜びを感じたり、心の繋がりを感じることで心が満たされて初めて実態としてとらえられる一種の魔法のように素敵なことが起こると思うのです。

慈愛の心で、形のない心で動いたからこそある実りは【形あるもの】となり、心で始まったものだからこそいつしか誰かの言葉によって紡がれていき、【心が造り出したのもの】は幸せの欠片へと姿を変えて世界へ広がっていくのではないでしょうか。

心の実りと物質的な実りを促す豊穣のかに座新月

六芒星」の恩恵を感じたいと望むなら、願いを形あるものとして望むのなら、純粋な心で誰かのために動いてみることが一番の近道になるのかも知れませんね。